2015年10月15日

世界で愛される日本の技術!和風総本家で静岡県の伝統織物「葛布(くずふ)」が登場

こんにちは、
みんなのえくぼをつくるハンドメイド「ekubolab(えくぼラボ)」
ハンドメイドアドバイザーのRinaです

10月15日にテレビ東京系で放送された「和風総本家」という番組。
日本の伝統的な技術を紹介するちょっと変わったクイズ番組です。
今回は「海外で使われている日本の技術」をテーマにした特番でした。
2時間で大きく3つの日本の技術が登場したのですが、
どれもハンドメイドに関係があるものだったので3部作で紹介します。
1つ目の記事はこちら【ロックミシン

静岡県掛川市の伝統織物「葛布(くずふ)」とは?

2つ目がこちらの「葛布(くずふ)」という織物です。
私は静岡県に住んでいますが、今回初めて知った織物です。
葛の茎から繊維を取り出して糸を作り、それを織って作る織物です。
江戸時代から昭和30年頃まで掛川で盛んに作られ、海外輸出もしているそうです。
しかしとても手間のかかる織物のため、製造業者がどんどん廃業。
現在では葛布を製造しているのはわずか3軒だけのようです。

葛布が出来るまでの工程

葛布が出来るまでの工程はすべて手作業。
驚くほど手間暇がかかっていました。
まずは葛の茎を刈り取ります。
20分ほど茹でて繊維を柔らかくします。
 川の水につけてさらに柔らかくします。
葛の上に青草を乗せて発酵させるそうです。
これにより表皮が腐って剥がしやすくなるのだとか。
 この時点で3日は掛かっていますね。
 川の水でぬめりを取ります。
 そして固い芯と柔らかい繊維に手で分けていきます。
葛布に使うのは柔らかい繊維の方です。
干して乾燥させて、
手で繊維を割いていきます。
割いた繊維を結んで糸にして葛の糸ができます。
これを別の工場で手織りして完成するのです。

本当にすべて手作業で製作。
こんな伝統織物が掛川にあったなんて!!

こうして手間暇かけて作られた葛布のカーテンを使っているのは、
アメリカのインテリアデザイナーさん。
同県でも知らなかった「葛布」が世界で愛されているとは驚きでした。

こちらが掛川手織葛布の公式サイトです
【掛川手織葛布】

一番残念なことは、
「和風総本家」が放送されるテレビ東京系が
静岡県にはないこと!
せっかく地元の伝統技術が紹介されているのにガッカリです。

いずれ地元のテレビ局で遅れて放送されると思うので、
今回の放送を見れなかった人はその時を待ちましょう!!
※H27.10.31に静岡でも放送されました

和風総本家で紹介されたハンドメイド関係のもの
3つ目はこちら【刻印棒

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