2015年12月22日

可愛いさも安全性も大事!子ども服の統一規格ができました

可愛さと安全性、子ども服ではどちらを重視しますか?

こんにちは
みんなのえくぼをつくるハンドメイドekubolab(えくぼラボ)
ハンドメイドアドバイザーのRinaです。

自分で作ったお洋服を子どもに着せたいって思ったことはありませんか?
出産を機にハンドメイドに目覚めて子ども服に挑戦する人も少なくありません。

また最近はイベントがいっぱい開催されているので、
ハンドメイドの子ども服を購入できる機会も増えています。
ハンドメイドのお洋服はリボンやフリルがいっぱいついていたりして
既製品とはまた違う可愛さがありますね。

可愛い子ども服、安全性は大丈夫ですか?

実は今日2015年12月21日、JIS規格で「子ども用衣料の安全性ー子ども用衣料に附属するひもの要求事項(JIS L4129)」が新しく制定されました。


JIS規格の子ども服の新しい安全基準の内容とは?


まずはJISについての説明から。
JIS規格(日本工業規格)とは、
さまざまな製品の品質の改善、性能・安全性の向上、生産効率の増進等のための日本の統一規格のこと。(経済産業省のHPを参考)

JIS規格の例としては紙のサイズ。
B5、B4といった「B列」と呼ばれるサイズはJIS規格です。
JIS規格がなければ各メーカーがバラバラのサイズのノートを作ってしまいますが、
規格があるおかげで「統一された規格」のノートが作られるわけです。
ちなみに「日本の規格」のため海外とは規格が異なる場合もあります。

今回新しく制定された「子ども服に関する安全基準」は、「子ども服のひも等による事故を未然に防ぐため」のものです。
欧米では「子ども服のひもによる死亡事故」も発生しているため、すでに規格が規定されています。

具体的な内容は、
「首や頭まわりのひもの禁止」あるいは「長さ規定」といったものです。
新規格の内容をいくつか紹介します。

13歳未満を対象とした服の規制
垂れ下がったひもの禁止
フードのひも、首や背中でひもを結ぶデザインの服、股より下の服やズボンの垂れ下がったすそひも等が禁止になります。
※ベルトや帯は対象外なのでゆかたの帯はOKです

ズボンの腰のひもは延ばした状態で14センチ以下
腰まわりの長さ調整のためのひもの長さが制定されました

小さなリボンの装飾の場合は輪やリボン端の長さ7.5センチ以下
小さな飾りリボンのサイズも制定されています

7歳未満を対象とした服の規制
首や頭まわりのひもの禁止
低年齢の場合はひもが付属したデザイン自体が禁止になります
※スタイやタオルかけ等は対象外です


ちなみに今回のJIS規格の対象ではありませんが、「フード」に対する危険性についても話題になっています。
フードがジャングルジムに引っかかった例やドアノブに引っかかった例もあるそうです。
フード付きの服を禁止している保育園」も少なくないようなので、小さな子にフードの服を着せる場合は安全性に十分に気を付けてください。


詳しい規格内容については
一般社団法人ニッセンケン品質評価センター」が公開している「解釈用資料」が参考になります。

JIS規格は任意規格なので強制力はない


実はJIS規格は「法律」ではなく「製品の規格の基準的なもの」です。
絶対に守らないといけないものではありません。
基準に沿っていなくても製造したり販売してもいいのです。

しかし、JIS規格は様々な調査・実験・検証といった根拠に基づいて定められた規格なので、小さな子が着る服なら規格に沿ったものを選びたいものです。

私もハンドメイドの子ども服を作っているので、安全性を考えた服を作るよう努めます。
ハンドメイド服の作家さんやハンドメイド服を購入される皆さん参考にしてください。

【注意】
JIS規格の正式な内容については
JISC(日本工業標準調査会)のデータベース検索で「L4129」で検索すると閲覧できます。
※閲覧のみでダウンロード保存は出来ません。

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